一般的な水道工事で用いられる不断水工法の特徴

水道工事というと、1990年代までは周辺地域を断水にして地中に埋められている配管をむき出しにするというものが主流でした。

この工事の場合道路を封鎖する必要もあるので首都圏など大都市一帯で実施をすると市民生活はおろか、経済活動にも多大な影響を与えるのが問題視されていたこともあります。この問題を打開するために日本で研究開発なされた工法が、「不断水工法」というものです。「不断水工法」は大手ゼネコンと大学の共同研究の下で誕生したインフラ工法と言われており、今では日本のみならず世界各国のインフラ工事で採用されています。

水道工事の場合水を通すための配管だけを以前は地中に埋め込むのが一般的でした。もしも施工後に水漏れという不具合が発生した際、たった一か所の配管を入れ替えるだけでもすべての水の流れを止めないといけません。ところが「不断水工法」をもちいた水道工事を実施すると水の流れを止めるのではなく、流れを変えて不具合が起きている配管を入れ替えることが可能です。

水の流れを変えられる理由は、二又に分かれた配管とバルブを備えたアタッチメントパイプを一定間隔ごとに配管に取り付けるからです。バイパスパイプという名称でも呼ばれるもので、1本ではなく2本の水道管を埋め込むことで水の流れを自在にコントロールできるというわけです。今では一般的な水道インフラ施工に採用されていて、以前のような断水処置もなされずにスムーズな施工を実現できています。

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